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金森薫の世界情勢マンスリー 2012年7月号
ラジオNIKKEI
オーディオCD 60分 2012年7月発売
本体 5,000円 税込 5,500円
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世界的金融緩和は何処に向かうのか?
緩和バブルか、経済麻痺か、あるいは経済繁栄なのか?
ギリシャ、スペイン問題は言うに及ばず、米国景気、中国景気の不調を受けた金
融緩和は世界的な大潮流となっている。金融緩和は落ち込んだ景気に刺激を与え
るが、それはこれまで通常と言われていた成長余地のある環境下でのみ機能する
という見方もある。この見方に従うとすれば、今世界で同時進行している金融緩
和は、単にお金を刷って市中にばら撒くだけのことで、それにより経済の成長を
促す効果も、デフレからの脱却効果も乏しいと言うことになる。勿論金融緩和に
よる目先のバブル醸成効果はあろうが、それとて一時的なもので、金融緩和に
よって作り出されたバブルは早晩崩壊、破裂する恐れがあると見られる。
世界的な金融緩和は今後どう進むのか? その先には何が待ち受けているのか?
各国財政の崩壊、世界の危機の深刻化か? あるいは経済活動の活性化、世界景
気の上昇か?
世界の金融緩和の今後と行き着く先を、公平な視点、客観的なデータを鋭く分析
する金森薫がズバリ予想する。
プロフィール
金森 薫(かなもり かおる)
1951年、北海道生まれ。国際経済アナリスト。
北海道大学卒業後、穀物商社に入社、貿易実務・外国為替業務に携わる。在職中の1989年暮れに発表した「東証ダウの暴落はすでに秒読み段階」の論文がその直後に現実化したことで一躍、金融関係者の注目を集める。
翌、90年「オイルプライスの上昇」「土地神話の崩壊」と立て続けに衝撃作を発表。
いずれも湾岸戦争、土地価格の下落とも予測通りになり、国際問題のエキスパ-トとしての地位を確立。 その後、証券会社に転職し、債券ディーラー、エコノミストとして活躍。
95年に独立。 米国の世界戦略、キーパーソンの発言、公式文書をもとに政治・経済・金融・軍事などの各情勢を分析し、世界と日本の行方を予測する評論活動に入る。
過去、講演会や誌上での経済・国際・相場予測が現実化したケ-スは数えきれ
ない。 その独特で他者には絶対真似のできない視点からの論評と歯切れの良さ
から政治家、金融関係者、企業経営者に信奉者が多い。
※ 本製品は音声が収録されたCDです。通常のCDプレイヤーで再生いただけます。
(金森薫の世界情勢マンスリー シリーズ)
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