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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/02/27 12:13, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):7&iHD、ブラザー、イードなど*12:13JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):7&iHD、ブラザー、イードなどロート薬<4527>:2213.5円(-86円) 大幅反落。2032年満期ユーロ円建CBの発行を発表している。調達資金は約250億円で、研究・商品開発の強化、買収資金の借入金の返済、自己株式取得資金などに充当のするもよう。転換価額は2828.5円に決定、前日終値比でのアップ率は23.01%となる。潜在株式数の比率は3.87%となるもよう。需給緩和に向けて、本日の立会外取引で217万4300株の自社株買いを実施しているが、大きな下支えにはつながっていない。 トナミHD<9070>:6870円 カ - ストップ高買い気配。MBOの実施を発表している。日本郵便が全株式を取得している株式買付会社のJWTがTOBを実施する。TOB価格は10200円で前日終値を基準とした場合のプレミアムは73.8%の水準となる。MBO実施期間は2月27日から4月10日まで。TOB価格への完全サヤ寄せを目指す動きとなっているもよう。 PD<4587>:2128円(+73.5円) 大幅続伸。ジェフリーズ証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げ、目標株価は2800円としている。ラジオアイソトープ案件の契約一時金増加への期待などを背景としているもよう。同事業は急速に発展し、複数のアセットがPh1に移行していると指摘。この成功実績によって知名度が世界的に高めていると考えているもよう。また、同事業以外の分野でも、今年はいくつかの魅力的なカタリストが期待されるとしている。 7&iHD<3382>:2123.5円(-275円) 大幅続落。創業家から提案されていたMBOの実施を断念する方向で最終調整と伝わっている。有力な出資企業候補と目されてきた伊藤忠が参画を断念すると発表し、資金確保のめどが立たなくなったことが背景のようだ。今後はクシュタールによる買収と、現経営体制の維持を前提とした単独での成長路線を軸に検討を進めていく見通しのもよう。選択肢の狭まりに伴う再編プレミアムへの過度な期待は後退の方向に。 ブラザー<6448>:2845円(+228.5円) 大幅反発。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も2900円から3700円にまで引き上げている。第3四半期決算でプリンティング&ソリューションズの値上げによる利益率改善が確認できたこと、業界再編の好影響が期待されること、バランスシートが強固であることなどを推奨ポイントとしている。短期的なカタリストとして、3月3日発表予定の新中期戦略にも注目としているようだ。 テラドローン<278A>:9210円(+760円) 大幅反発。東京証券取引所が27日から同社株の信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%から70%以上(うち現金は20%から40%以上)に変更すると発表した。また、日本証券金融も増担保金徴収措置の変更を発表し、同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%から70%(うち現金担保分は20%から40%)にするとしている。 イード<6038>:850円(+120円) 急騰、年初来高値更新。25年6月期の配当予想の修正(創立25周年記念配当による増配)及び創立25周年記念株主優待実施を発表し、好材料視されている。25年6月期末配当として1株あたり6円の記念配当を実施し、これにより25年6月期の1株あたり配当金は普通配当 16 円に記念配当6円を加えた 22円となる予定。また、25年6月30日現在の株主名簿に記載または記録された株主のうち、同社株式を500株(5単元)以上保有している株主を対象に、1名につきQUOカード1万円分を贈呈する。 WACUL<4173>:308円(-7円) 大幅反落。25年2月期通期業績予想の下方修正を発表し、嫌気した売りに押されている。売上高を従来予想の22.33億円から18.46億円に、営業利益を2.00億円から1.07億円に、経常利益を2.15億円から1.14億円に下方修正した。今期上期はGoogleアナリティクス4での分析需要が弱く、「AIアナリスト」以外のプロダクトに仕向けるなどの対応をしてきたため、「AIアナリスト」の新規獲得が低調に進んだことなどにより、売上高が想定を下回る見通しとなっていることが要因としている。 《ST》 記事一覧 |