DVD FX短期トレードテクニックの極意 応用編

本ＤＶＤは有名トレーダーの鈴木隆一氏によるスキャル手法を解説した前作の応用編です。 前作は鈴木氏がトレードに用いている基本テクニカルと、目指すべきトレードの大枠についての紹介 が中心となっていますが、本編は、その目指すべきトレードの具体化に努めており、エントリー・エグジット方法、 トレード中に保つべきトレード心理等を明らかにしており、より実践的な内容となっています。

　鈴木氏が提唱している手法は、何も難しいことはなく、むしろ平凡過ぎるくらいベーシックなものですが、 それだけに応用力があり、通貨ペヤや相場を選ばず有効だと感じています。

　基本的なスタンスは、動く時間だけを集中して狙い、マルチタイムフレームを駆使し、全ての方向がそろったときだけにエントリー。 テクニカルに客観的な水準で利食い、深追いはしないといったもので、高勝率スキャルピングに分類されるものです。 鈴木氏が口を酸っぱくして何度も言っている、「毎日50pips程度を狙いそれ以上はおまけと考える」という 枠組みを個人的にはすごく気に入ってます。1勝5敗でも勝てるトレードを目指し、 100pipsを狙うようなトレードを繰り返していたころは、エントリーが乱雑で損切りの山を築いてましたが、 この高勝率スキャルの枠組みに頭を切り替えてから、エントリーが正確になり無駄な損切りが減ってきました。

　本編で紹介されている諸々のテクニックのうち、特に効果的に利用できてる2点を紹介しておきます。 一つ目は急落局面からの反発を取りやすくするアイディアとして、急落時短期足でトレンドラインを引き、 ここを超えた場合はスッパリとショートバイアスを消すというもの。勘違いによるド底売りを回避できます。 二つ目は客観的な利食い手法として、13移動平均とパラボリックのクロスで利食い検討に入るというもの。 同時に紹介されているボリンジャーバンドとエンベロープのクロスよりも上手く利を伸ばせると思われます。

　本編で紹介されているエントリー・エグジットテクニックに加え、適切な小幅での損切りを徹底すれば、 目指すべきトレードの枠組みを実現できるはずです。高勝率スキャルピングを習得したい人にお勧めの一本です。

(ペンネーム：　スキャリーマン)

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