トップ ・ かごを見る ・
ご注文状況
・ このページのPC版
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/08/18 12:41,
提供元: フィスコ
ジーデップアドバンス Research Memo(1):AI需要を追い風に27年5月期は27%増収予想
*12:41JST ジーデップアドバンス Research Memo(1):AI需要を追い風に27年5月期は27%増収予想
■要約
ジーデップ・アドバンス<5885>は、「Advance with you 世界を前進させよう」をミッションに掲げ、主にAIを対象としたシステムインキュベーション事業を行う企業である。同事業は、主にAIやビジュアライゼーション、ビッグデータを取り扱う研究者や開発者のシステム環境上の課題に対して、最先端テクノロジーを用いたサーバー機や同社オリジナルソリューションなどを提供することにより、今までとは違ったアプローチで研究や開発のスピードアップを支援するサービスである。代表取締役CEOの飯野匡道(いいのただみち)氏が、2007年に米国ネバダ州で開催されたSupercomputing ConferenceでNVIDIA Corporationの製品を知り、小さなカードがパラレルコンピューティングの概念を大きく変える可能性を体感したことがNVIDIAとの取引の契機となり、その後の成長の起点となった。2023年6月に東京証券取引所(以下、東証)スタンダード市場に上場した。
1. 業績動向
2026年5月期の業績は、売上高が前期比4.8%増の6,949百万円、営業利益が同33.0%増の1,117百万円と、増収とともに大幅な増益となった。売上高は、上半期に自動車業界などでトランプ関税の影響による投資遅れが発生したが、リカバリー策として取り組んだ中小型案件の獲得が加速したことにより増収で着地した。同社が得意とするPoCからミドルレイヤー向けの高付加価値ソリューション(中小型案件)に注力したことで、売上総利益は同29.8%増、売上総利益率が同4.8ポイント上昇の25.0%となった。販管費は、人件費増(3名増)や経費増などの成長投資により、同24.2%増、販管費率で1.4ポイント上昇の8.9%となった。結果として、セールスミックスの変化(中小型案件シフト)による売上総利益率の大幅な改善の影響が大きく、販管費増を吸収し、営業利益は30%以上の増益を達成した。財務状況は、ROEで24.7%、自己資本比率で60.9%といずれも高い水準にあり、高い経営効率とともに無借金経営で安全性の高い財務体質を維持している。
2. 今後の見通し
2027年5月期の業績については、売上高で前期比27.2%増の8,840百万円、営業利益で同13.6%増の1,268百万円と、大型案件の増加などを織り込んだ大幅な増収と着実な増益を予想する。売上高は、第3四半期に納期を迎える大型案件に加え、既存取引先でのアップセルを遂行することで大幅増収を見込む。期初の受注残高は2,230百万円(通期売上高予想の25.2%)と前期を上回るのも好材料である。なお、大型案件が近年増加するに伴い、四半期ごとの売上の変動が大きくなっており、同社の業績を評価するうえでは、短期(四半期)の評価は注意が必要である。営業利益は、増収による売上総利益の増加により、堅調に成長する見通しである。大型案件の売上構成が上昇するため、営業利益率は同1.7ポイント低下するものの14.4%を確保できる見通しである。足元では、国内市場におけるAI向けの設備投資の需要が旺盛ななかで受注残が増加しており、IT部材・コンポーネントの供給不安への対策(在庫積み増し等)やオンプレミス需要増への対策も先手を打って行っており、業績予想の達成に向けた事業環境は整っていると、弊社では見ている。
3. 成長戦略・トピックス
同社は2025年に、NVIDIAが定めた厳格な認定基準を満たすトレーニングを経て、「NVIDIA AI Factory Specialization」認定を取得した。近年の“AIの産業化”(AIを工場のように連続生産・運用する思想)にあわせて展開されている認定で、GPUサーバーだけでなく、超高速ネットワーク、各種ストレージ、オーケストレーション、ソフトウェアまでを統合し、本番環境として安定稼働させられる総合力が評価される。グローバルでも取得した企業が限られる非常に難易度の高い認定であり、現在日本では3社のみである。同社では、専任エンジニア及びソリューションアーキテクトを結集した「AI Factory チーム」を発足し、大規模なプライベートAIを効率よく開発・利用するための総合ソリューションの提供を加速する考えだ。
■Key Points
・NVIDIA最上位パートナー。AI開発向けに最先端テクノロジーを組み合わせたソリューションを提供
・2026年5月期:高付加価値ソリューション展開が奏功し、過去最高の営業益(前期比33%増)を達成
・2027年5月期:前期比27.2%増収予想。大型案件とアップセルで成長ペース加速
・成長戦略:プライベートAIやフィジカルAI向けの環境整備が進捗。中期経営計画の利益目標を前倒し達成。早い時期での売上高100億円を目指す
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
《HN》
記事一覧
2026/08/20 19:56:欧州為替:ドル・円は下げ渋り、原油高で根強いドル買い
2026/08/20 19:31:欧州為替:ドル・円は底堅い、下げも一服
2026/08/20 19:06:三和ホールディングス---耐熱強化ガラス入り特定防火設備「ファイアードV」を発売
2026/08/20 18:38:フォーバル---さつま町の2026年度ソリューション業務を受託、地方創生モデル推進
2026/08/20 18:37:欧州為替:ドル・円は失速、ドル売り優勢
2026/08/20 18:36:日産東京販売ホールディングス---1Q売上高前年並み、新車販売の回復や中古車販売の増加、整備事業が堅調
2026/08/20 18:30:ウイルテック Research Memo:2027年3月期第1四半期の売上高は過去最高、各利益とも黒字化
2026/08/20 18:18:20日の香港市場概況:ハンセン指数は4日続伸、米長期金利の低下などを好感
2026/08/20 18:15:日経平均テクニカル: 3日ぶり反発、25日線上方に復帰
2026/08/20 18:14:20日の中国本土市場概況:上海総合は小反発、米長期金利の低下や中国の政策期待で
2026/08/20 17:25:欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、前日の大幅安でドルに買戻し
2026/08/20 17:09:東京為替:ドル・円は伸び悩み、夕方にかけて失速
2026/08/20 16:44:UTグループ:半導体向け好調で1Q業績は過去最高益、配当利回り4.5%だけでは評価できない独自モデル
2026/08/20 16:41:アイスタイルResearch Memo:2026年6月期は過去最高益、資本政策の見直しで株式需給懸念も解消
2026/08/20 16:40:東証グロ−ス指数は大幅に3日ぶり反発、長期金利低下などで買い安心感
2026/08/20 16:35:日経VI:低下、取引時間中は警戒感緩まず
2026/08/20 16:34:連日の急落の反動に加え、金利低下を好感した米国株高の流れなどが波及【クロージング】
2026/08/20 16:32:システナ、日立、伊藤忠など
2026/08/20 16:30:東証グロース市場250指数先物概況:長期金利低下と内需買いで大幅反発
2026/08/20 16:14:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は大幅に3日ぶり反発、ソフトバンクGやファーストリテが2銘柄で236円分押上