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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/07/27 12:42,
提供元: フィスコ
ファブリカ Research Memo(2):SMS配信サービスのリーディングカンパニー、近年はビジネスの多角化を推進
*12:42JST ファブリカ Research Memo(2):SMS配信サービスのリーディングカンパニー、近年はビジネスの多角化を推進
■会社概要
1. 会社概要
ファブリカホールディングス<4193>の掲げるミッションは「変化を好機と捉え、新たな価値を創造し、広く社会に貢献する」であり、ビジョンは「世界最高レベルのサービスを創り、世界最速で届ける」である。同社が目指すのは、世の中にある様々な問題や課題を新しい発想と最新のテクノロジーで解決し、人々の暮らしがより安全に、より豊かで、未来への希望に満ちた社会を実現することである。その実現のために、顕在化した社会のニーズはもちろん、未来の姿を思い描き、今後必要となるサービスや解決すべき課題を挙げ、今までにないサービスをいち早く開発し提供していく考えである。
2. 沿革
同社は、中学時代の同級生である現 代表取締役社長CEOの谷口政人(たにぐちまさひと)氏と現 取締役副社長の近藤智司(こんどうさとし)氏が、1992年に自動車修理業として創業し、1994年に(有)中部車検センターの商号で設立した。車検見積時に車を無料点検することで不透明であった整備金額を明確にし、不要不急な整備については自動車オーナーに伝えたうえで削減することによってコストを抑えた安価な車検を実現した。今でこそ当たり前となったが、当時では画期的なことであり、多くの利用者に支持され事業は順調に発展した。それ以降、同社は時代の変化を好機と捉え、様々なアイデアを絞り出し創意工夫をして、世の中に新しいサービスを提供し続けてきた。
1990年代後半にはインターネットが一般に広まり、商用としても広まった。このことが同社にとってIT事業に進出するターニングポイントとなった。まず鈑金塗装のオークションシステムを開発し、鈑金塗装工場をネットワークでつなぐ仕組みを構築した。2004年には中古車販売の管理システム「トレーディングマネージャー(現 symphony販売管理)」や中古車検索サイト「車選びドットコム」を立ち上げた。当時の通信回線では、まだ動画を配信しているサイトが少なかったことなどもあり、同社には多くの問い合わせが寄せられ、事業は好調に推移した。
2005年3月には商号を「(株)ファブリカコミュニケーションズ」に変更し、創業から蓄積してきた自動車アフターマーケットに関するノウハウを生かした様々なITサービスの開発・提供を本格的に開始した。事業環境の変化などで、すべての事業が成功したわけではなかったが、その後も同社はインターネットを活用した新たな事業の創造を継続している。
同社はさらなる企業価値の向上並びに持続的成長の達成を支える経営基盤を整えるため、2024年4月1日付で商号を「(株)ファブリカホールディングス」へ変更し、持株会社制によるグループ経営体制に移行した。同社はグループ経営機能に特化し、経営戦略の策定、グループ各社の業績及び資金管理、シナジーの創出に加え、成長に必要な資本政策、M&A等経営資源の最適化や機能強化を図る。傘下の事業会社は各社の責任・権限の下、事業推進における意思決定を迅速に行える体制を整え、環境変化に適応した競争力強化と事業拡大によってグループのさらなる成長の実現を目指す。
自動車関連以外では、2011年にはSMS配信サービス「メディアSMS(現 オーロラSMS)」を開始した。それまでは携帯電話事業者の相互接続ができなかったが、2011年に相互接続が可能になったことが背景にある。同社グループは、親会社であるファブリカホールディングス、そしてその子会社である(株)ファブリカコミュニケーションズ、(株)メディア4u、Sparkle AI(株)、オートレックス(株)の5社で構成しており、SMS配信事業はメディア4uが展開している。同社グループの2026年3月期の連結売上高における、メディア4uが主導するビジネスコミュニケーション事業の売上高の割合は63.3%と前期(62.2%)からさらに上昇しており、グループの連結営業利益への寄与度も極めて高い。メディア4uは、主力サービスである「メディアSMS」により、顧客に対して高い付加価値を安定的に提供することで信頼関係を構築し、継続的な取引関係を維持している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 星 匠)
《HN》
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