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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/06/12 09:39, 提供元: フィスコ

SBIインシュアランスグループ---2026年3月期は過去最高益を更新、主要3事業がバランスよく伸び安定成長が継続

*09:39JST SBIインシュアランスグループ---2026年3月期は過去最高益を更新、主要3事業がバランスよく伸び安定成長が継続
SBIインシュアランスグループ<7326>は5月12日、2026年3月期連結決算を発表した。売上高(経常収益)が前期比18.5%増の1,403.62億円、営業利益(経常利益)が同39.0%増の131.64億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同44.8%増の28.80億円となり、主要3項目すべてで過去最高金額を更新した。同社の「安定的な成長」を体現する結果となり、3セグメントともにバランスよく伸長した。また、参考開示として公表されている親会社のSBIホールディングス<8473>のIFRSベースの税引前利益に含まれる同社の税引前利益は、前期比100.9%増の119.65億円となり、IFRSベースでも大幅な増益となった。

損害保険事業の経常収益は前期比15.8%増の468.19億円、セグメント利益は同29.8%増の20.15億円となった。自動車保険において他社が保険料の見直しを行う中、同社はテクノロジーやグループシナジーに裏付けられた圧倒的な価格競争力を強みに良好なポジショニングを確保し、保険料収入が大きく拡大した。物価高騰に伴う修理単価の上昇などが続く中においても、増収効果により計算上の損害率は横ばいを維持し、広告宣伝費等の費用を慎重にコントロールしたことでコンバインド・レシオは89.7%へ改善した。最新IT施策として、ダイレクト型損保初の降雹アラート配信や海外旅行保険におけるスーツケース破損のAI画像判定サービスなども導入している。

生命保険事業の経常収益は前期比30.0%増の577.05億円、セグメント利益は同20.8%増の9.75億円となった。主力である団体信用生命保険(団信)において、最大の提携先である住信SBIネット銀行に加え、地域金融機関などの提携開拓(132機関)が進みトップラインが大きく伸長した。SBI新生銀行向けの団信も、団信保有契約件数全体の10%に達するなど好調である。前年度の一過性利益の反動を吸収しつつ、保有契約件数の拡大に伴う着実な増収により、本業の儲けを示す基礎利益は同34.7%増の95.37億円へと大きく拡大しており、安定的に基礎利益が出る仕組みが定着している。

少額短期保険事業の経常収益は前期比6.4%増の360.04億円、セグメント利益は同184.3%増の6.56億円となった。2024年3月期をボトムに、ペット医療費高騰等の影響を乗り越え、保険料の見直しや利益率確保の取り組みを進めたことで、構造的な変革を達成した。これによりコンバインド・レシオは78.9%へと劇的に改善し、利益率が急激に向上した。IT施策として少短にて開始した「対話型AIオペレーター」などの効果的な施策は、グループ内での共有に取り組んでいる。次期に向けては、昨年から強化しているペット保険のネットチャネルでの取組みの効果が期待できる。

2027年3月期通期の連結業績予想については、売上高(経常収益)が前期比6.9%増の1,500.00億円、営業利益(経常利益)が同21.5%増の160.00億円、当期純利益が同25.7%増の36.20億円と、引き続き過去最高を見込んでいる。株主還元については、2025年5月に連結配当性向の目安を従来の30%から40%程度へと引き上げ、当期の期末配当金を46.50円としたほか、次期は59.00円を予定している。また、当期より暗号資産「XRP」を用いたユニークな株主優待制度を導入した。さらに、IFRS指標の積極開示など、企業価値への理解促進に向けたIR強化を推進している。





《KT》

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