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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/06/05 10:54,
提供元: フィスコ
ハークスレイ Research Memo(4):分社化した人材事業の強化や多角化が実を結び、最も高い利益率を誇る
*10:54JST ハークスレイ Research Memo(4):分社化した人材事業の強化や多角化が実を結び、最も高い利益率を誇る
■ハークスレイ<7561>の事業概要
2. 店舗アセット&ソリューション事業
店舗アセット&ソリューション事業は、TRNグループが飲食店運営事業者を中心に店舗リースなどの各種ソリューションを行う店舗ビジネス、店舗リーシングなどによる商業用不動産のバリューアップを行う店舗不動産ビジネス、外国人採用支援サービス・ハイキャリア人材支援サービスを提供している。また他グループ会社が洋菓子店やベーカリー業界向けITソリューション、パーティー・イベント用品レンタルなど多種の事業を提供している。
店舗アセット&ソリューション事業で主力となるのは店舗流通ネットによる店舗リース・管理で、不動産オーナーから賃貸した飲食店向けなどの店舗を借り手となる事業者に転貸するサービスである。TRNグループによる出店支援総数は2000年の事業開始以来4,000件を超え、駅前好立地の物件を多く確保している。店舗リースは造作購入代金・保証金・改装費用を同社が負担し、事業者の初期費用やリスクを軽減する仕組みを揃えている。不動産管理テナント数及び店舗リース取引店舗数は、2026年3月時点で1,030店舗である。取引店舗数はストック収入の源泉となっており、毎月伸長している。このほか管理を受託した物件や自社所有物件のリーシングも行う。また、店舗不動産ビジネスとして不動産を、取得所有して管理テナントからのストック収入を増やすとともに、売却も行う。2026年3月期の売却実績は2件(TRN立川、TRN川越西口)である。また、所有物件は主に店舗であるため、通常は売却後も管理やリーシングを受託することが多い。このように、店舗運営事業者などの顧客へ総合的な支援ができることが、同社の強みである。
店舗アセット&ソリューション事業のKPIとして、月次の店舗不動産の管理テナント数、店舗リースの取引店舗数を公開している。どちらの指標もストック型である。2023年4月以降、不動産管理テナント数は51店増、店舗リースの取引店舗数は57店増と着実に拡大している(2026年3月時点)。2026年3月時点の稼働店舗数(不動産管理テナント数+店舗リース取引店舗数)は1,030店と1,000店の大台に乗った。
人材採用ソリューション部門では、人手不足が課題の飲食業・宿泊業・飲食料品製造業・農業・介護業・コンサルティング業等に向けて、中途・経験者採用支援、外国人採用支援、人材教育などのサービスを行っている。人材事業を一段と強化するために、2024年10月に分社化による新会社(TRNグループの子会社)TRN Global Career(株)をスタートした。外国人採用支援では、企業の求人依頼を受けて、東南アジアの人材を中心に紹介を行い、求職者に対しては就職相談やビザの取得、日本語教育など様々なサポートを行う。ベトナム及びインドネシアとは、政府機関や自治体・大学とパートナーシップ契約を締結しており、日本で活躍する人材の発掘や育成に取り組んでいる。
店舗アセット&ソリューション事業については、2022年3月期期初から「収益認識に関する会計基準」を適用し、2023年3月期よりセグメント変更(2022年3月期までは「店舗委託事業」と「店舗管理事業」)したため、2022年3月期から2026年3月期の直近5期の動向を記す。
売上高は2022年3月期の14,606百万円から直近の2026年3月期の14,331百万円まで多少の上下はあったものの、おおむね増収トレンドとなっている。稼働店舗数が積み上がるストック型のビジネスモデルが基本ではあるが、不動産売却が多い年と少ない年があるのが変動の要因となる。飲食業界の人手不足を背景とした人材紹介ビジネス、POSレジシステム開発・販売など多角的な取り組みが着実に成果となって現れているほか、コロナ禍後、大型パーティーなどが徐々に回復しているためパーティー用品レンタル事業も堅調である。セグメント利益は2022年3月期の1,868百万円に対し2026年3月期は2,228百万円と安定成長している。2026年3月期のセグメント利益率は15.5%であり、同社のセグメントの中で最も収益率が高い事業である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
《MY》
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