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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/04/15 12:06, 提供元: フィスコ

レンティア Research Memo(6):現金及び預金が10億円超増加し、自己資本比率は61.2%へ上昇

*12:06JST レンティア Research Memo(6):現金及び預金が10億円超増加し、自己資本比率は61.2%へ上昇
■コーユーレンティア<7081>の業績動向

3. 財務状況
2025年12月期末の資産合計は20,533百万円(前期末比2,227百万円増)となった。このうち、流動資産は10,455百万円(同2,213百万円増)となったが、主に現金及び預金の増加1,453百万円、受取手形及び売掛金(電子記録債権含む)の増加394百万円による。固定資産は10,078百万円(同14百万円増)となったが、主に有形固定資産の減少29百万円(うち賃貸用備品の減少72百万円)、無形固定資産の減少119百万円(うちのれんの減少43百万円)、投資その他の資産の増加164百万円による。

流動負債は7,085百万円(前期末比519百万円増)となったが、主に買掛金(電子記録債務含む)の増加562百万円、短期借入金等の減少1,087百万円による。固定負債は820百万円(同145百万円増)となったが、主にリース債務の増加133百万円による。この結果、負債合計は7,906百万円(同664百万円増)となった。純資産合計は親会社株主に帰属する当期純利益の計上などによる利益剰余金の増加1,503百万円等により12,627百万円(前期末比1,563百万円増)となった。この結果、2025年12月期末の自己資本比率(連結)は61.2%(前期末は60.1%)へ上昇した。


フリーキャッシュ・フローが大幅に増加、将来投資に余裕

4. キャッシュ・フローの状況
2025年12月期の営業活動によるキャッシュ・フローは5,049百万円の収入で、主な収入は税金等調整前当期純利益2,989百万円、減価償却費(のれん償却費含む)2,249百万円、仕入債務の増加539百万円で、主な支出は売上債権の増加352百万円であった。投資活動によるキャッシュ・フローは2,107百万円の支出で、主な支出は有形及び無形固定資産の取得による支出2,005百万円であった。財務活動によるキャッシュ・フローは1,570百万円の支出で、主な支出は長短借入金の純減1,087百万円、リース債務の返済による支出88百万円、配当金の支払額440百万円であった。この結果、フリーキャッシュ・フローは2,941百万円となり、前期の98百万円から大幅に改善し、今後の事業拡大に対して財務面で余裕が出てきたと言える。以上から、期中に現金及び現金同等物は1,371百万円増加し、期末残高は3,558百万円となった。


収益性の高い戦略商品への入れ替えが進む

5. レンタル商品稼働率・戦略商品の調達額・償却原価の推移
2025年12月期の業績が回復した理由として同社が挙げているのが、戦略商品数の増加だ。戦略商品とは、高付加価値で差別化が図れる機能性やデザイン性を重視した商品のことで、特にコロナ禍を経てそのニーズは急増している。同社では、利益率向上のために過去5年間これらの戦略商品に積極的に投資を行ってきた。その一方で、稼働率は適正レンジを維持している。

(1) レンタル商品の稼働率
過去5年間で戦略商品に積極的な投資を行ったことから、レンタル商品数は増加したが、一方で稼働率は適正レンジを維持し、効率的な商品運用を実現した。

(2) 戦略商品の調達額と償却原価の推移
戦略商品に積極的な投資を行ったことから、その数量は過去6年間で約5.6倍となり、全商品に対する割合は2025年12月期末で50%を上回った。このような積極的な投資に伴い、償却原価も増加したが、同社によれば「償却費もピークに近付きつつある」とのことで、今後は売上増に伴い利益増の可能性が高まりそうだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)


《HN》

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