トレーダーズショップ
トップかごを見るご注文状況このページのPC版


フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/03/26 11:01, 提供元: フィスコ

サスメド Research Memo(1):耳鳴治療用アプリ、産婦人科領域治療用アプリの開発が進展

*11:01JST サスメド Research Memo(1):耳鳴治療用アプリ、産婦人科領域治療用アプリの開発が進展
■要約

サスメド<4263>は、医薬品及び医療機器に次ぐ第三の治療法として注目されるデジタル治療(Digital Therapeutics、以下、DTx)を開発する研究開発段階のベンチャー企業である。

1. 開発パイプラインの進捗は順調、DTxプラットフォーム事業の展開も本格化
同社は事業区分をDTxプロダクト事業及びDTxプラットフォーム事業としている。DTxプロダクト事業は患者・医療従事者向けの治療用アプリを開発している。治療用アプリとは薬剤や医療機器を用いた治療ではなく、患者のスマートフォンにダウンロードされたアプリケーションによる新しいデジタル療法である。不眠障害治療用アプリは2025年9月2日付で製造販売承認事項一部変更承認を取得し、同年9月4日付で厚生労働省に保険適用希望書を提出した。このほかの開発パイプラインも、耳鳴治療用アプリの特定臨床研究が完了して有意な改善結果が確認されたほか、産婦人科領域治療用アプリの探索的試験において有効な結果が確認されるなど順調である。DTxプラットフォーム事業は臨床試験システムによって製薬企業の臨床試験効率化を支援している。治療用アプリ開発プラットフォームQDTx(R)を活用したDTx開発支援サービス、医療ビッグデータを分析する機械学習自動分析システムAwesome Intelligence(R)(以下、Awesome Intelligence)、ブロックチェーン技術を活用した臨床試験システムSUSMED SourceDataSync(R)(以下、SUSMED SDS)などを提供し、事業展開が本格化している。

2. 2026年6月期中間期はDTxプラットフォーム事業が順調に拡大
2026年6月期中間期の業績(非連結)は事業収益が91百万円(前年同期は73百万円)、営業利益が286百万円の損失(同308百万円の損失)、経常利益が283百万円の損失(同309百万円の損失)、中間純利益が272百万円の損失(同313百万円の損失)だった。前年同期比では増収となり、営業損失が縮小した。DTxプロダクト事業は収益計上がなかったが、DTxプラットフォーム事業が拡大し、研究開発費が効率化効果などによって減少(前年同期比22百万円減の112百万円)したことも寄与した。

3. 2026年6月期通期の業績予想は非開示
2026年6月期通期の業績(非連結)予想は非開示としている。サスメド不眠障害用アプリMedcleについては2025年9月2日付で製造販売承認事項一部変更承認を取得し、同年9月4日付で厚生労働省に保険適用希望書を提出したが、現時点においては保険点数及び保険収載時期が未確定で、その収益を合理的に算定することが困難なためである。なおDTxプロダクト事業では、あすか製薬(株)から受領するマイルストン収入100百万円を下期の事業収益に計上する。DTxプラットフォーム事業ではSUSMED SDSの運用拡大等による収益貢献を見込んでいる。重点施策の進捗状況として、DTxプロダクト事業のSMD403については2025年10月に杏林製薬<4569>と新たな覚書を締結し、現在は次試験に向けて準備中である。SMD106については2026年2月に有効な結果が確認されたため、次の開発段階に進むことであすか製薬と合意した。DTxプラットフォーム事業では2025年10月にHeartseed(株)へSUSMED SDSの提供を開始するなど、稼働が順調に積み上がっている。

4. 開発パイプライン拡充やDTxプラットフォーム契約拡大を推進
同社は成長戦略として、DTxプロダクト事業では長期的視点での収益最大化に向けた開発パイプライン件数拡充や臨床試験進捗を、DTxプラットフォーム事業では収益の継続的かつ累積的な増加を実現するための契約件数拡大や新サービス拡充などを、重要な経営指標と位置付けている。これらを高めるために、医療機関・学術研究機関・製薬企業などとの共同研究やアライアンスなども推進している。さらにDTxプロダクト事業の海外展開として法令の有無、保険償還の仕組み、市場規模、競合の有無などの要素を複合的に判断し、進出国を選定する方針だ。

■Key Points
・不眠障害治療用アプリは製造販売承認事項一部変更承認を取得し、保険適用希望書を提出
・耳鳴治療用アプリ、産婦人科領域治療用アプリの開発が進展
・DTxプラットフォーム事業の展開も本格化
・2026年6月期中間期はDTxプラットフォーム事業が順調に拡大
・開発パイプライン拡充やDTxプラットフォーム契約拡大を推進

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)


《HN》

記事一覧

  • 2026/04/17 17:00:ドリーム・アーツ---Shopらん、「ITreview Grid Award 2026 Spring」15期連続受賞
  • 2026/04/17 16:57:ホットランドHDなど
  • 2026/04/17 16:50:週末要因と足元の短期急騰の反動から利食い売りが優勢に【クロージング】
  • 2026/04/17 16:47:東証グロ−ス指数は小幅に4日続伸、上値は限定的だが下値の堅い展開
  • 2026/04/17 16:38:日経平均は大幅反落、短期的過熱感受けて安値引け
  • 2026/04/17 16:30:東証グロース市場250指数先物概況:利益確定売りと週末のポジション調整で小幅反落
  • 2026/04/17 16:21:東京為替:ドル・円はやや失速、円売り一服
  • 2026/04/17 16:08:東証業種別ランキング:非鉄金属が下落率トップ
  • 2026/04/17 16:00:旭ダイヤ、WHDC、abcなど
  • 2026/04/17 15:59:日経VI:小幅に低下、取引時間中は週末の中東情勢の状況変化を警戒
  • 2026/04/17 15:50:4月17日本国債市場:債券先物は129円97銭で取引終了
  • 2026/04/17 15:48:新興市場銘柄ダイジェスト:PSOLが急騰、AeroEdgeが反落
  • 2026/04/17 15:37:日経平均大引け:前日比1042.44円安の58475.90円
  • 2026/04/17 15:31:東京為替:ドル・円は上昇一服、日本株は大幅安
  • 2026/04/17 15:23:ユーソナー---25年12月期は大幅な増収増益、主力サービスの成長と強固な法人DBが収益を牽引
  • 2026/04/17 15:14:三陽商会---マテリアリティ「サーキュラーエコノミーへの取り組み」に関するKPIを追加
  • 2026/04/17 14:51:日経平均は627円安、米金融当局者の発言などにも関心
  • 2026/04/17 14:47:東京為替:ドル・円は小幅上昇、円売り地合いで
  • 2026/04/17 14:43:出来高変化率ランキング(14時台)〜旭ダイヤ、DELTA−Pなどがランクイン
  • 2026/04/17 14:27:No.1---26年2月期は2ケタ増収増益、売上高及び営業利益・経常利益は過去最高を更新