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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/03/21 12:05,
提供元: フィスコ
ラキール Research Memo(5):様々なサービスで企業のDX推進を網羅的に支援(2)
*12:05JST ラキール Research Memo(5):様々なサービスで企業のDX推進を網羅的に支援(2)
■事業内容
(2) コンサルティングサービス
ラキール<4074>のコンサルティングサービスでは、ユーザー企業がLaKeel製品を活用する際に最大限の効果を発揮できるよう支援している。LaKeel DXコンサルティングサービスとデータアナリティクスサービスがあり、LaKeel DXコンサルティングサービスでは、LaKeelシリーズの導入にあたり、コンサルタントがIT技術の活用方針やシステム開発・導入のロードマップ策定を支援している。社内にハイスキルなエンジニアがいない企業には、LaKeel DXを使用したコンポーネント型開発をレクチャーし、内製化を実現できるようコンサルタントが伴走している。データアナリティクスサービスでは、LaKeel Data InsightまたはLaKeel BIを導入したユーザー向けに、データアナリストとコンサルタントが分析を支援している。豊富な分析テンプレートを使って速やかに分析業務を推進し、実務にそのまま適用できるデータの提供やレポートの作成を行うほか、大規模データやリアルタイムデータに対しても最適な集約・加工・分析方法を提案している。
(3) プロフェッショナルサービス
システム開発サービスとシステム保守サービスがあり、モダナイゼーション(LaKeel DXを活用して古いIT資産を近代化・最適化すること)やスクラッチ開発のほか、システム運用や拡張サービスを提供している。システム開発サービスでは、古い設計や仕様、製品に基づいて構築された基幹業務システムや周辺システムを新しい技術や製品をベースに置き換えるサービスや、自社内に機器を設置して運用してきたシステムをクラウド環境に移行することで最適化を図るサービスを提供している。ほかに、ユーザーの要望に基づき、システムを一から開発するスクラッチ開発も行っている。システム保守サービスでは、システム開発サービスにより開発されたシステムの運用や機能拡張を促進するサービスや、特定アプリケーションの導入に伴うユーザーサポートサービスを提供している。単なる監視や運用の代行ではなく、ユーザーに代わってオペレーションを担う業務を実施しており、経験豊富なエンジニアが障害の未然防止策や業務の自動化、課題の改善策を提案している。なお、システム開発サービスにシステム保守サービスを併せて提案することで、売り切りのフロービジネス(開発)だけでなく、持続的で安定した収益モデルであるストックビジネス(保守)による収益の確保に努めているほか、製品サービスとのクロスセルも進めている。
(4) 動画配信型教育サービス
動画配信型教育サービスは、教育学・心理学、専門知、映像(アニメーション)制作技術、IT技術の4つのテクノロジーをかけ合わせることで、有益な知識を「わかる知識」に変換して配信するeラーニングのオンラインメディアサービスである。特徴は、労働・安全・食品・ハラスメントなど様々な分野の500種類以上ある専門的なコンテンツを、従業員教育など目的に沿って柔軟に組み立てられるマイクロ・ラーニングプラットフォームにある。さらに、英語や中国語(簡体字)、ベトナム語、ネパール語、ミャンマー語、ポルトガル語(ブラジル)といった多言語に対応しているうえ、2〜3分のアニメーション動画にまとめることで、日本語が不得意な海外出身者にも手軽で分かりやすいと評判である。また、ユーザー企業による動画コンテンツの制作や視聴履歴などの進捗管理も可能である。財務的に製品サービスに含まれるが、アプリケーションでなく配信するコンテンツを部品と考えているため、マイクロサービスではあるが、LaKeel DXとはポジションがやや異なるサービスといえる。単価が小さいためユーザーを全国でコツコツ積み上げてきたが、BEP(損益分岐点)を超えてヒットの兆しがでてきたため、海外展開を含めて今後に期待したいサービスである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
《HN》
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