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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/03/11 14:06,
提供元: フィスコ
アイリック Research Memo(6):2025年6月期中間期累計は大幅増収増益と順調
*14:06JST アイリック Research Memo(6):2025年6月期中間期累計は大幅増収増益と順調
■業績動向
1. 2025年6月期中間期累計連結業績の概要
アイリックコーポレーション<7325>の2025年6月期中間期累計の連結業績は、売上高が前年同期比25.2%増の4,479百万円、営業利益が同29.3%増の263百万円、経常利益が同29.9%増の268百万円、親会社株主に帰属する中間純利益が同42.3%増の156百万円となった。EBITDAは同25.0%増の404百万円となった。大幅増収増益で中間期として過去最高業績だった。全セグメントが増収と順調だった。保険販売事業(直営店部門、2024年6月期中間期より新規連結したLA)及びソリューション事業のFC部門は、店舗数増加効果やプロモーション効果などで「保険クリニック」の集客数が増加した。ソリューション事業の「AS」シリーズやシステム事業の「スマートOCR」の導入数も拡大した。利益面は人件費や広告宣伝費等が増加したが増収効果で吸収した。売上総利益は同23.2%増加したが、売上総利益率は1.3ポイント低下して77.2%となった。販管費は同22.7%増加したが、販管費比率は1.5ポイント低下して71.3%となった。この結果、営業利益率は0.2ポイント上昇して5.9%となった。
2. セグメント別の動向
セグメント別売上高は全セグメントが増収と伸長した。全社ベースのフロー売上高は前年同期比20.7%増の2,857百万円、ストック売上高は34.2%増の1,623百万円で、ストック売上比率は2.4ポイント上昇して36.2%となった。セグメント別のストック売上比率は保険販売事業の直営店部門が17.5%、法人営業・RM部門が16.1%、LAが17.6%、ソリューション事業のAS部門が81.1%、FC部門が31.9%、システム事業が76.0%となった。
(1) 保険販売事業
保険販売事業は、売上高が前年同期比35.7%増の2,686百万円(直営店部門が同11.5%増の1,585百万円、法人営業・RM部門が8.5%増の241百万円、2024年6月期中間期より新規連結したLAが同155.2%増の861百万円)で、セグメント利益(全社費用等調整前営業利益)が同36.4%減の186百万円となった。売上面は直営店部門及びLAがWebプロモーション効果等による集客数増加・契約件数増加で増収と順調に推移し、法人営業・RM部門における大型法人契約獲得も寄与した。重要KPIとして、期末店舗数は前期末比6店舗増の85店舗(直営が72店舗、LAが13店舗)で、新規来店数は前年同期比14.4%増の9,437人、再来店客数は同5.1%増の3,422人、成約件数は同10.9%増の7,487件となった。店舗数増加や集客数増加に伴って契約件数も順調に増加している。利益面は業容拡大に伴う人件費や広告宣伝費の増加、LAにおける販管費計上基準変更の影響などにより減益だった。
(2) ソリューション事業
ソリューション事業は、売上高が前年同期比9.6%増の1,129百万円(AS部門が同8.5%増の591百万円、FC部門が同11.0%増の538百万円)で、セグメント利益が同51.3%増の338百万円となった。AS部門の売上高の内訳は初期登録料・月額利用料が同12.5%増の398百万円、OCR売上が同7.6%減の78百万円、保険コンサルティング(教育含む)売上が同12.9%増の111百万円、その他ソリューション売上が同46.2%減の5百万円となった。「AS」シリーズID数増加により初期登録料・月額利用料が順調に増加した。重要KPIとして「AS」シリーズID数は、前期末比14.9%増の13,982(代理店・銀行が同1.0%増の6,674、保険会社が同31.5%増の7,308)となり、保険会社との大型契約により大幅に増加した。「AS」シリーズのサブスクリプション利用料売上は341百万円となった。
FC部門の売上高の内訳は初期登録・基本料金・店舗利用料が同10.5%増の204百万円、事業部運営店舗における保険手数料が同15.8%増の115百万円、共同募集に伴う保険手数料が同13.9%増の137百万円、ロイヤリティ売上・その他サービスに伴う売上が同1.5%増の81百万円となった。積極的なWebプロモーションによりFC店舗への総客数が増加し、共同募集に伴う保険手数料等が増加した。期末店舗数は前期末比5店舗増加(新規出店12店舗、閉店7店舗)して198店舗となった。
(3) システム事業
システム事業は売上高が前年同期比17.1%増の665百万円(「スマートOCR」が同31.5%増の648百万円、受託開発等が同77.7%減の17百万円)で、セグメント利益が58百万円(前年同期は4百万円)となった。売上面は受託開発等が前年の大型案件の反動で減少したが、主力の「スマートOCR」売上が営業人員増強も寄与して大幅伸長した。「brox」は中間期に大手企業グループ2社で新規採用された。利益面は増収効果で大幅伸長した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
《HN》
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