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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/03/19 12:38,
提供元: フィスコ
後場に注目すべき3つのポイント〜米利下げ観測後退や再度の原油高を背景に投資家心理悪化
*12:38JST 後場に注目すべき3つのポイント〜米利下げ観測後退や再度の原油高を背景に投資家心理悪化
19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は大幅反落、米利下げ観測後退や再度の原油高を背景に投資家心理悪化
・ドル・円は伸び悩み、160円を意識
・値下がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、2位はファーストリテイリング<9983>
■日経平均は大幅反落、米利下げ観測後退や再度の原油高を背景に投資家心理悪化
日経平均は大幅反落。1363.46円安の53875.94円(出来高概算11億6048万株)で前場の取引を終えている。
18日の米国株式市場は大幅反落。ダウ平均は768.11ドル安の46225.15ドル、ナスダックは327.11ポイント安の22152.42で取引を終了した。イランが石油関連施設等が攻撃を受けたことを明らかにし原油価格が一段と上昇したほか、生産者物価指数(PPI)が予想以上に加速したため利下げ期待の後退に寄り付き後、下落。終日軟調に推移し、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利据え置きを決定、パウエル議長が会見でインフレに進展が見られない限り「利下げはない」との発言で一段と売られ、終盤にかけ、下げ幅を拡大した。
米株式市場の動向を横目に、19日の日経平均は951.60円安の54287.80円と反落して取引を開始した。朝方から大きく下げ幅を広げると、53600円手前で下げ止まったものの、安値圏で軟調もみ合い展開となった。米利下げ観測後退や原油高を背景に再度投資家心理が悪化したほか、昨日の日経平均が1500円を超す上げとなったことから、短期的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。また、今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表され、取引終了後には植田日銀総裁の記者会見が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。
個別では、ベイカレント<6532>、フジクラ<5803>、野村総合研究所<4307>、古河電<5801>、INPEX<1605>、商船三井<9104>、NTT<9432>、郵船<9101>、ソフトバンク<9434>、ラインヤフー<4689>などの銘柄が上昇。
一方、アドバンテスト<6857>、ファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>、東京エレクトロン<8035>、信越化学工業<4063>、京セラ<6971>、中外製薬<4519>、TDK<6762>、ファナック<6954>、豊田通商<8015>、日東電工<6988>、リクルートHD<6098>、イビデン<4062>、KDDI<9433>、三菱商事<8058>などの銘柄が下落。
業種別では、パルプ・紙、ガラス・土石製品、化学などが下落した一方で、鉱業、海運業の2業種のみ上昇した。
後場の日経平均株価は、軟調な展開が継続する可能性が意識される。前場は米国株安や中東情勢の不透明感を背景にリスク回避姿勢が強まって幅広い銘柄(東証プライム市場の値下がり銘柄数95.0%)に売りが広がっており、後場も同様の動きが継続しそうだ。また、東京市場は明日から3連休となることから、東京市場が休場中のイラン情勢や原油価格への警戒感が投資家心理を慎重にさせるだろう。外部環境の不透明感が払拭されない中、後場は個別材料株中心の選別物色が主体となる展開が想定される。
■ドル・円は伸び悩み、160円を意識
19日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。原油高を受け、ドル買い先行。また、日銀の金融政策据え置きが見込まれたため、円売りがドルを押し上げた。ただ、心理的節目の160円が意識されるなか、日本の円安牽制により一段の円売りは抑制された。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は159円54銭から159円86銭、ユ-ロ・円は183円04銭から183円43銭、ユ-ロ・ドルは1.1451ドルから1.1491ドル。
■後場のチェック銘柄
・東京機械製作所<6335>、明海グループ<9115>の、銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、2位はファーストリテイリング<9983>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・NZ・10-12月期国内総生産(GDP):前年比+1.3%(予想:+1.7%)
・日・1月コア機械受注:前月比-5.5%(予想:-10.0%、12月:+19.1%)
・豪・2月失業率:4.3%(予想:4.1%、1月:4.1%)
【要人発言】
・片山財務相
「為替対応、いかなる時にも万全な対応、しっかり構える」
「原油高、為替もそれに影響されているがどう考えても投機的な部分」
「為替動向、非常な緊張感を持ってみている」
「為替誘導目的に経済・財政運営はできない」
「為替相場については特定の水準に言及できない」
<国内>
・日本銀行金融政策決定会合2日目(決定会合の終了予定時刻は未定)
・15:30 日本銀行植田総裁記者会見
<海外>
・特になし
《CS》
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