トップ ・ かごを見る ・
ご注文状況
・ このページのPC版
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/09/09 16:48,
提供元: フィスコ
44000円台乗せ後は利食い売り優勢に【クロージング】
*16:48JST 44000円台乗せ後は利食い売り優勢に【クロージング】
9日の日経平均は4営業日ぶりに反落。184.52円安の43459.29円(出来高概算19億7000万株)で取引を終えた。次期政権への政策期待のほか、前日の米国市場でハイテク株を中心に買われたことも支援材料となった。寄り付きで8月19日の43876.42円を突破して始まると、前場中盤には44000円台に乗せ、44185.73円まで上げ幅を広げた。その後は達成感から利益確定売りが出て、前引けにかけては急速に上げ幅を縮め、後場に入るとマイナスに転じた。
東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下がり銘柄が950を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、パルプ紙、倉庫運輸、不動産、電気機器など8業種が上昇。一方、非鉄金属、鉄鋼、鉱業、石油石炭など25業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、中外薬<4519>、ソニーG<6758>が堅調だった半面、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、フジクラ<5803>が軟調だった。
次期政権に対する大胆な経済対策への期待が相場を後押しし、リスク選好ムードが続いた。また、前日の米国市場では、利下げ期待が相場を支えるなかで主要株価指数は上昇。なかでもナスダック指数が最高値を更新した流れから、東京市場でも半導体など指数インパクトの大きい値がさ株が買われるなかで、日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。ただ、44000円台乗せで過熱感が警戒され、いったんは達成感からの利食いが入りやすかったとみられる。
もっとも、後場に入り下落に転じるところまでの下げは想定していなかっただろう。週末には9月限の先物・オプション特別清算指数算出(SQ)を控えていることもあり、トレンドが大きく出る局面ではヘッジ対応の動きが強まりやすい。朝方はヘッジ対応の買いが先行したが、その後軟化するのも速かったため、先物主導でリバランスの動きに向かわせた格好だろう。43500円辺りでの底堅さをみせてくるようだと、再動意の展開が意識されよう。
《CS》
記事一覧
2025/09/10 04:00:9月9日のNY為替概況
2025/09/10 03:33:[通貨オプション]R/R、円コール買い強まる
2025/09/10 02:29:NY外為:ドル高止まり、米長期金利の上昇一服、米3年債入札は好調
2025/09/10 01:04:BTC反落、米インフレ指標を警戒【フィスコ・暗号資産速報】
2025/09/10 01:31:NY外為:BTC反落、米インフレ指標を警戒
2025/09/10 00:32:NY外為:ドル買いに転じる、インフレ指標に焦点移行
2025/09/09 23:25:NY外為:ドル乱高下、米BLS年次基準改定速報は過去最大の下方修正
2025/09/09 22:37:NY外為:ドル下げ止まる、米BLS雇用者数の年次ベンチマーク改定待ち
2025/09/09 20:12:欧州為替:ドル・円は戻りが鈍い、米金利に追随
2025/09/09 19:28:欧州為替:ドル・円は下げ一服、安値もみ合い
2025/09/09 19:25:学情---3Q増収、「Re就活」の売上高は引き続き堅調に推移
2025/09/09 19:23:アルトナー---クリップソフトの株式の取得(子会社化)
2025/09/09 19:22:アルトナー---剰余金の配当(中間配当)
2025/09/09 19:20:アルトナー---2Q増収・2ケタ増益、技術者派遣事業において稼働人員の増加と技術者単価が上昇
2025/09/09 18:39:9日の香港市場概況:香港市場は3日続伸、ハンセン指数は約3年11カ月ぶりの高水準
2025/09/09 18:15:日経平均テクニカル: 4日ぶり反落、ほぼ「陰の大引け坊主」
2025/09/09 18:12:ドル・円は146円台半ば、日銀の利上げ期待で
2025/09/09 18:11:9日の中国本土市場概況:3日ぶり反落、ハイテク株が下げを主導
2025/09/09 17:25:欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米大幅利下げ観測も円売りが下支え
2025/09/09 17:14:東京為替:ドル・円は反落、午後は一時146円台