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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/02/26 07:45,
提供元: フィスコ
NYの視点:米2月消費者信頼感指数、リセッションの兆しも
*07:45JST NYの視点:米2月消費者信頼感指数、リセッションの兆しも
コンファレンスボードが発表した2月消費者信頼感指数は98.3と、予想外に100割れに低下し、24年6月来で最低となった。前月から7ポイントの低下で、低下幅は2021年8月来で最大となった。1月分は104.1から105.3へ上方修正された。大統領選挙後11月に112.8まで上昇後、3カ月連続で低下した。
現況は136.5と、1月の139.9から低下し、9月来で最低。期待は72.9と、6月来で最低となり、指数を押し下げた。80割れは通常、景気後退入りを示唆していると考えられている。特に雇用に悲観的見方が強まった。雇用は「十分」との回答は33.4%と、前月から低下。困難を得るのは困難との回答は16.3%と、前月14.5%から上昇し、過去5カ月間で初めて上昇した。労働市場の状況を判断するうえで、注目される「十分」と「困難」の差は、2カ月連続で縮小し、労働市場の見通しが一段と悪化した。今後、12カ月間で米国経済が景気後退入りするとの見方も強まった。
消費者は景気減速と同時に、インフレの上昇を警戒している。トランプ政権下の政府効率化省(DOGE)が実施している大規模な連邦職員解雇も含む政府のコスト削減や移民策、関税による景気や物価上昇懸念が強まった。
ベッセント米財務長官はイベントで、民間セクターはすでに景気後退入りしていると指摘。10年債利回りもトランプ政権の政策で自然に低下すると述べた。ただ、米リッチモンド連銀のバーキン総裁は、連邦職が全国の労働市場に占める割合は2%に過ぎないと指摘しており、消費者が過剰に悲観的となっている可能性も否めない。
■米2月消費者信頼感指数:98.3(予想:102.5、1月:105.3←104.1)
現況:136.5(1月:139.9、2024年147.6)
期待:72.9(82.2、76.3)
●ビジネス環境
良好:19.6(18.5、20.4)
悪化:15.7(15.2、17.7)
普通:64.7(66.3、61.9)
●雇用
十分:33.4%(33.9%、42.8%)
不十分:50.3%(51.6%、44.5%)
困難:16.3%(14.5%、12.7%)
6か月後の予想
●ビジネス環境
改善:20.2%(20.8%、14.0%)
悪化:26.7%(19.6%、16.9%)
普通:53.1%(59.6%、69.1%)
●雇用
増加:18.4%(19.1%、14.1%)
減少:25.9%(21.0%、17.5%)
不変:55.7%(59.9%、68.4%)
●所得
増加:18.2%(18.1%、16.3%)
減少:13.7%(12.3%、11.9%)
不変:68.1%(69.6%、71.8%)
●インフレ
・12カ月インフレ期待:6%(5.2%、昨年5.3%)
《CS》
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