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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/03/24 08:38,
提供元: フィスコ
5日間の地政学リスク後退で期末配当狙いが入りやすい
*08:38JST 5日間の地政学リスク後退で期末配当狙いが入りやすい
24日の日本株市場は買い先行で始まり、買い一巡後は押し目狙いでの相場展開になりそうだ。23日の米国市場はNYダウが631ドル高、ナスダックは299ポイント高だった。トランプ大統領がイランとの対話継続に意欲を示し、イランの発電所およびエネルギーインフラに対する軍事攻撃を5日間延期するよう指示したと表明した。これを受けて原油価格が下落したことが投資家心理の改善につながる形で買い戻しの動きが広がった。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比1955円高の52995円。円相場は1ドル=158円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップアップで始まることになりそうだ。日経225先物(6月限)はナイトセッションの開始直後に50660円まで下落した後に大きく切り返しており、一時54000円まで上げ幅を広げる場面もみられた。日中比1940円高の52980円で終えているが、75日線(53122円)辺りを捉えてくるかが注目される。昨日の日経平均株価はマドを空けての急落で51000円を割り込む場面もあったが、米国市場の流れを受けて、前日の急落部分を完全に埋めてくるかが注目されよう。
ただ、トランプ大統領によるイランとの協議については、イラン最高指導者の軍事顧問は制裁解除まで「戦争は続く」と国営テレビに語ったと伝えられており、いったんは中東リスクが和らぐ形にはなるだろうが、買い戻しの動きが中心となるとみられる。積極的な買いに転じる動きは期待しにくいところであり、買い戻しを想定した自律反発狙いの短期的な売買が中心になりそうである。
また、日経平均株価は75日線を明確に上回ってくるようだと、75日線と25日線とのレンジが意識されてくる可能性はあるとみられ、先物主導でのインデックス買いが日経平均株価を押し上げてくることが見込まれる。そのため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目される。一方で、原油価格が大きく下げたこともあって、資源株の一角は持ち高調整の売りが入りやすいだろう。そのほか、5日間の地政学リスク後退によって、ギリギリで3月期末の配当狙いの買いが入りやすいと考えられる。
《AK》
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