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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/11/26 09:23, 提供元: フィスコ

日経平均は352円高でスタート、三井金属や良品計画などが上昇


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;49,012.25;+352.73TOPIX;3314.04;+23.15

[寄り付き概況]

 26日の日経平均は352.73円高の49,012.25円と続伸して取引を開始した。前日25日の米国株式市場は続伸。ダウ平均664.18ドル高の47112.45ドル、ナスダックは153.58ポイント高の23025.59で取引を終了した。雇用関連指標や小売売上高が予想を下回り年内の利下げ期待が高まったが、一部ハイテクが重しとなり、寄り付き後、まちまち。その後、消費者信頼感指数の低下や、次期FRB議長候補として国家経済会議(NEC)のハセット委員長が「最有力候補」と伝えられると12月の利下げ確率がさらに上昇し金利安が好感されダウは一段高となった。ナスダックも終盤にかけて下げを消し、終了した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下していることも東京市場で安心感となった。さらに、日経平均はこのとろ48,000円台半ばが下値支持帯として意識されており、ここからの短期的な下値余地は大きくないとの見方もあった。一方、外為市場で1ドル=156円10銭台と、昨日15時30分頃と比べ60銭ほど円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、国内長期金利の上昇や日中関係悪化による経済への影響などが引き続き懸念材料となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。