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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/02/28 17:30, 提供元: フィスコ

日経平均は大幅反落、米株安などを受けて一時36000円台に(訂正)

*17:30JST 日経平均は大幅反落、米株安などを受けて一時36000円台に(訂正)
下記の通り修正します。
(誤)鉱業、電気・ガス、倉庫・運輸関連のみ
(正)鉱業、電気・ガス、倉庫・運輸関連、保険のみ

27日の米国株式市場は下落。ダウ平均は193.62ドル安の43239.50ドル、ナスダックは530.84ポイント安の18544.42で取引を終了した。半導体エヌビディアの決算を好感した買いに、寄り付き後、上昇。その後、連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言や10−12月期国内総生産(GDP)価格指数改定値が予想外に上方修正されたためインフレ懸念が強まったほか、トランプ大統領がカナダやメキシコ、中国に対する関税を計画通り発動すると再表明したため警戒感が一段と強まり下落に転じた。ナスダックもエヌビディアがけん引し下落に転じ終盤にかけ相場は下げ幅を拡大し、終了。

米国市場の下落を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始。日経平均は37000円台で取引を開始した後は、エヌビディア株の大幅安を受けたアドバンテスト<6857>の急落などを背景に下げ幅を拡大。日経平均は昨年9月19日以来となる36840.12円まで下落する場面も見られたが、終値ベースでは37000円台を回復した。なお、月末のリバランスなどが影響して、プライム市場の売買代金は6兆円超えとなった。

大引けの日経平均は前日比1100.67円安(−2.88%)の37155.50円となった。東証プライム市場の売買高は27億921万株。売買代金は6兆2109億円。業種別では、非鉄金属、機械、電気機械、輸送用機器、サービスなどが下落した一方、鉱業、電気・ガス、倉庫・運輸関連、保険のみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は19.0%、対して値下がり銘柄は78.2%となっている。