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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/02/25 16:00,
提供元: フィスコ
日経平均は大幅反落、半導体株弱く今年の安値を更新
*16:00JST 日経平均は大幅反落、半導体株弱く今年の安値を更新
24日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は33.19ドル高の43461.21ドル、ナスダックは237.08ポイント安の19286.93で取引を終了した。長期金利の低下で、寄り付き後、上昇。予想を下回った経済指標や先週発表されたミシガン大消費者信頼感指数の悪化で、成長減速懸念に相場は一時下落に転じた。ただ、今週発表が予定されている重要インフレ指標であるPCE価格指数待ちで調整が強まり、ダウは再び上昇。終盤にかけトランプ大統領がマクロン仏大統領との共同記者会見で、対メキシコ、カナダ関税を予定通り発動する見通しを示すと上げ幅を縮小した。ナスダックは半導体エヌビディアの決算を警戒し、終日軟調推移し、まちまちで終了。
米ハイテク株の下落が影響して、東京市場は売り優勢で取引を開始した。寄付き後の日経平均は38131.79円まで下げ幅を広げる場面も見られたが、取引時間中の今年の安値38055.68円(1月17日)手前で下げ一服。売り一巡後は下げ幅を縮小する場面も見られたが、トランプ大統領が前政権よりも半導体規制を強化する報じられたことから半導体株が売られ、日経平均は終値ベースで今年の安値を更新した。
大引けの日経平均は前日比539.15円安(−1.39%)の38237.79円となった。東証プライム市場の売買高は19億6656万株。売買代金は4兆8611億円。業種別では、非鉄金属、石油・石炭、電気機器、サービス、機械などが下落した一方、卸売、医薬品、海運、陸運、電気・ガスなどが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は44.2%、対して値下がり銘柄は51.5%となっている。