今回コラムを執筆させていただくことになりました斉藤正章です。 すでに皆さまご存知のとおり、3月22日(土)にフェアトレード株式会社主催、ひまわり証券協賛による日経225miniを対象としたデイトレード&自動売買セミナーを開催させていただくことになりました。(収録DVDはこちら) じつは今回のセミナーは、私にとってこれまでのセミナーとはかなり性格の違ったものになります。 テーマが「デイトレード&自動売買」であるということもそうですが、これまでのセミナーはどちらかといえば長い年月をかけて蓄積してきたノウハウを少しづつ公開するというものであったのに対し、今回はこれまでとは違い、今回のセミナーだけのために短期間で研究した内容を一気に公開するという、私自身にとっても大きなチャレンジになるのです。 システムトレードという分野では、自分でもある程度は研究し尽くしてきた感があり、今後は「自動売買」を取り入れた研究をしていこうと考えていましたので、そういった意味ではちょうどいいタイミングであったかもしれません。 ちなみに「自動売買」というのは、放っておいても自分の代わりにパソコンが自動的に売買を行ってくれるという夢のシステムです。 もしもこの自動売買が実現できれば、システムトレードという過去のデータで既に有効性が証明されている売買ルールを登録しておくだけで、勝手に口座の残高が増えていくということになるのです! もちろん、私自身が実践していないことを皆さまに公開するのは本意ではありませんので、私自身も今回発見したいくつかの売買ルールを使って、明日にでも自己資金で自動売買を開始するという状況を向かえています。 機会があれば、当コラムでもその経過をお伝えしていければと考えていますので、ご期待くださいませ。
そして今回、日経225先物を対象としたデイトレード手法の開発をするにあたり、なんと日経225先物の1分足を検証するためのツールを大急ぎで作成してしまいました。 おそらく画像を参照していただければわかるかと思いますが、使いたい指標をリストから選択して「買い」と「売り」のルールを決め、右下の「バックテスト開始」ボタンを押すだけで、過去8年分の1分足(日足も使用可)による検証を瞬時(というほど速くはないですが)に行ってくれるという優れものです。
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また、当コラムでも、このツールを使って開発した売買ルールの一部(そこそこ使えそうなもの)を公開していく予定ですので、次回以降の配信を楽しみにお待ちいただければと思います。 ただし、システムトレードというのはその性質上、多くの方がまったく同じ売買ルールで同時に売買すると、有効に機能しなくなってしまうというリスクを持ちあわせていますので、あまり多くの方には広めずにこっそり使っていただくことをおすすめします。 次回以降のメールマガジンでは、システムを使った検証方法や一部の売買ルールの紹介(使えるものも使えないものも)、そして最終的には自動売買について取り上げるなど、セミナーへ参加される方も参加されない方も楽しめるような内容を心がけていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
過去のコラム: 『トレードのパフォーマンスを左右する要因とは?』 |
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