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ルール トレードや人生や恋愛を成功に導くカギは「トレンドフォロー」

 この書籍は、ウォール街で成功したトレーダーとして著名なラリー・ハイト氏の人生とトレードに対する考え方がまとめられた書籍です。

 いわゆるノウハウ本としてよりも、トレーダーとして大成したいという方々に、トレーダーとして成功するための心持ちや、とても大切なことなどを知るのにとても良い書籍だと思います。

 多くのトレーダーは、良い手法ややり方ばかりを知りたがりますが、本当に重要なことはこの書籍に書かれているような「そもそも論」の方です。「勝てる勝負をする」「自分が耐えられる負けの金額を知っている」「損は小さく、利益は伸ばす」など、多くのトレーダーにとって最も重要なことが経験則を元に書かれており、とても説得力があります。

 トレードで資金を増やす最も大きなコツは、「資金を減らさないこと」「自分のメンタルが健全な状態を保てること」「勝てる勝負をすること」です。

 上記の重要なことを知った上で、トレードに臨むのとそうでないのでは、大きな差が生まれることでしょう。

 トレードの最も大切なところを、分かりやすく教えてくれる良書だと思います。

アーニングアカデミー代表
浜本学泰


トレンドフォローの手法で成功を収めている「ラリー・ハイト」の自叙伝で、かなり面白い本です。
①「負けたときに大負けせず、勝ったときには大勝ちする」トレードを見つけて、
②「いくらまでなら損をしてもかまわないか」を最初に決めて、
③「それでも時々負ける。」ことを認識して、「多様な銘柄に分散」してリスク管理をし、
④「うまくいかないときはやめて、うまくいっているときは続ける。」
これをシステマティックに実施するのがトレンドフォローなのだと知りました。
 これがトレードや人生全般に機能するというのが面白いです。

①はパブライの「ダンドーのバリュー投資」の考え方と同じですが、②、③、④が異なるなと思いました。 バリュー投資のつもりで、バリュートラップにはまることがあるので、トレンドフォローの考え方を参考に、自分の投資スタイルを改善できるのではないかと思いました。良書だと思います。

スマイル 会社員
投資歴(個別株26年)


「数字は事実」

人生訓めいた本書ですが、話が腑に落ちることがあって楽しく通読できました。

初対面の女性に最高ランクのレストランでデートをするリスクの話が書かれて、ここまでマヌケなことはしないだろうと思いましたが、 投資で知らず知らずのうちに似たようなことをやってるかも?と胸が痛くなりました。 上がりそうだと思った株を岡惚れして、多めに買ったり、損を抱えてもこの銘柄は違うと幻想を抱き大損することもあります。

悪友、上手くいかないデート相手は割と早く切れるのに、株式投資の損は後生大事に抱える悲しき人のサガ。

確率的に考え、勝ち組に乗る。 その実現のために著者は曖昧さを排し、事実である数字と向き合い、投資に臨む。

自分に欠けてる要素を多く学べました。

のんびり投資家 会社員
投資歴 個別株10年


この本はトレードや投資で大きな成功を収めている「ラリー・ハイト」の自叙伝である。生まれつき身体的なハンディーを負った自分の生い立ち、そのハンディーを逆手に取りながらトレードや投資で成功していく話が相場に携わる読者にも非常に参考になるものと思う。

特に衝撃的だったのは自分が立ち上げた会社のファンドにおいてFRBの金融政策変更直前にも拘わらずパートナーーが巨額な金利ポジションを取ったままヘッジしなかったことが原因で相場が逆サイドに行き何百万ドルも失った事件である。筆者がそこから立ち直ったこと自体大変な驚きだが、人間の判断に左右されない規律あるシステムに基づくトレーディングの重要さに目覚めた話は非常に説得力を感じた。

また、その手法がトレンドフォローと言うのも、あまりにもオーソドックであり意外感があったが、やはりトレンドフォローこそが王道であることをこの本で改めて認識した。全般的にトレードのみならず、筆者の生きざまや人生観についても色々とエピソードを交え書かれており、非常に感銘を受けるとともに、内容的にもすばらしい本だと思う。

炎のディーラー 金融機関勤務
金融商品投資歴25年


名著マーケットの魔術師でインタビューされていた、トレードで大金持ちになったラリー・ハイトの自叙伝です。 この本を読むにあたってまず読んでほしいののは、「監修者まえがき」です。難解な文章が書かれてあることが多いこのまえがきですが、今回は人生における重要なことなどがいつもよりわかりやすく書いてあるので、特におすすめです。

これといったとりえがないだけでなくハンデキャップをもっていた故なのか、最近話題となっている「FIRE(いわゆる経済的自由)」を1950年位の小さい頃から望んでそれを叶えた人物として、ラリー・ハイトは今後の人生をいかに生きていくかに示唆を与えてくれることと思います。

そして、運用中に同僚のヘマのせいで大損したときも、ただ同僚を責めたり自暴自棄になったりするのではなく、前向きにより改良した方法でリカバリーしていく様子は、人生でどん底に陥ったときも、前向きにやるべきことを実行していくことが大事であると教えてくれます。

ラリー・ハイトのトレード手法は、トレンドフォローなのですが、この手法における肝である、損はすぐ切るなどといった大事なことが書いてあるので、非常に参考になると思います。

トレードだけではなく、恋愛や人生にも役に立つ方法論が書いてあるこの本は、人生を好転させたいと願う多くの人に役に立つおすすめ本であります。

bblue 50代 自営業兼投資家


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