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世界のあらゆる投資家は、株価が上がる、もしくは下がることが確実に事前にわかる法則を探している。 その絶対的法則があるのなら、その投資家は超富裕層なのだろう。 ただそのようなものはこの世にない中、本書の内容はその法則を見出すためのフィルターをかけるための試金石になりえるであろう題材が豊富に記載されている。誰しも法則の最大公約数から個々の投資スキルを身に着けるには、非常に優秀な書籍物と思います。今後の投資においてぜ是非とも参考にしたい。
M様
NYダウやナスダックが何曜日に上がるか、何月に上がるかなどの情報は貴重。
よい本だと思う。
埼玉県 M.T様 46歳
ジェフリーは、彼の父、エール・ハーシュからアルマナックを引き継いだ相場サイクル研究者である。米株市場における基本的なサイクルが解説されている。アメリカ大統領選サイクルはジェフリーによると米株市場の特性であり、明確なバイアスが確認されると説明されている。もちろん、統計的な裏付けによる解説のため、誰にでも分かるように書かれている。一年を通して、最も米株投資に向いている時期はジェフリー以外のアナリストによっても立証されているが、アルマナックの歴史は50年と他とは比べようがない。アメリカ株市場の特性を学ぶにはこの一冊で十分と言えるだろう。
なりた・ひろゆき氏
チャートやファンダメンタルを気にしても 意外と、抜けているのがアノマリー的な 知識だったりします。
この本を読んだのは、 幅広く知識を学ぼう! と思ったからなのですが・・・
いや~!思ったより全然 ナイスな本でした! 面白かったです。
だからある種のサイクルが生まれる原因 だったりするのですが、 これを知っているのと知っていない、 そして注意しているのか注意してないのかで、 投資成績が変わってくると思います。
たとえば、2章では戦争・平和・インフレに ついて書かれていますが、 戦争とNYダウの関係には、おお~! と思いましたし、 現職の大統領が勝った時、 負けた時は何月が良いとか、 ランチタイムは横ばいとか 違った角度からの視点が 好奇心をそそります。
主にダウに焦点を当てていて 株トレーダーさん向けだと思いますが、 米国株の市況はそのままダイレクトに 日本株にもつながりますし、 今は米国株も普通にネットで トレードできますから、 頭に入れておくと優位性が 得られると思います。
ダウ平均が2025年までには 3万8820ドルに達するという 著者の予言を覚えておかないと・・・!
(会社員 falco)
この本は、アルマナックというアメリカの株式市場の季節性やアノマリーについて記載したカレンダーを作成しているハーシュにによる著書であります。日本でいえば、大岩川源太氏の投資カレンダーがそれに該当するでしょうか。
内容としましては、一月効果とかセル・イン・メイとか大統領選のサイクルといった、経験豊富な投資家にとっては、すでに知っているようなことが多く書かれております。
個人的に興味がひかれたのは、ダウの日中の変動のアノマリーについてでした。ダウは午前早くと午後半ばに弱くて、大引け近くに強いといった傾向です。これに対して、日経の日中は、寄付き付近が強くて、それから大引けにかけて弱くなるという傾向があるので、それとは逆の傾向があるということです。これには多少驚きましたが、こうしたアノマリーは絶対ではないということも考慮する必要はあると思います。 また、ダウの曜日別傾向としては、月曜と火曜が強く、木曜と金曜が弱いとのことです。こうした傾向を覚えておくことで得をすることがあるかもしれません。
この本につきましては、特に投資の初心者や初級者に役に立つと思われます。そのほかの投資家にとっても、アノマリーの詳しい解説がのっているので、役に立つ可能性が高いと思われます。
(bblue、自営業兼投資家、40代)
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