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移動平均線ではなくMACDを3本組み合わせてトレンドの転換を循環としている。
トレンド分析をMACDと言うインディケーターを使って分析している手法。
トレンド・トレードに興味のある方には参考になる。
移動平均線大循環分析シリーズを見ていない状態で、視聴しましたが、 冒頭に移動平均線大循環分析の概要を簡単に説明してくれるので、問題なく理解できました。
概要の簡単な説明とは、 例えば、上から移動平均線が短期・中期・長期の並び順になっている時が、 安定した上昇トレンドの状況で、買いにエッジがあるというようなもので、 こういうことを常識としてわかっているという方は本DVDから見ても大丈夫かと思います。
しかし、これが何を言っているかわからないという方は 移動平均線大循環分析シリーズを1巻から買った方がいいと思います。 この重要な基礎を理解していないと相場で戦えません。
今回のメインの「帯」ですが、 移動平均の中期線と長期線の幅に注目して、強弱を見るというものでした。
これをわかりやすく説明されています。 例えば、トレンドが弱まると中期線と長期線の幅が縮まるので、短期線がゴールデンクロスしやすくなるよ、 というような説明は初心者の人にはわかりにくいかと思いますが、 これを川に見たてて、川がゆるやかになった時に短期線が川を渡れるというような説明をグラフィカルにしており、 視覚的にイメージしやすく、スッと頭に入ってきます。
移動平均線間の幅の太さには注目していなかったので新たな視点が得られてよかったです。
そして実用的な考え方だと思います。
例えば、16年1月29日にマイナス金利政策の導入が発表されたことを受けて日経平均は上昇しました。 しかし、帯が厚く(私は20日と60日で見ています)、 川の流れが強い状況で、2日上昇してすぐに挫けてこの後、暴落に突入していきます。 15000円まで暴落することまでは予見できないにしても、 広い帯の幅から、帯を容易に横断するのが困難なことが推測でき、 いったん下がる可能性は高いことが想像できると思います。 こういう事例からも帯の概念は重要だと感じました。
さらに、MACDを使用して実践的な解説をされています。 移動平均がクロスするまで時間がかかるので、 MACDでより早めに仕掛けて小さなトレンドも取っていこうというものです。
複数のMACDを使用する手法で、初めて見るやり方で勉強になりました。 長期のMACDでトレンドを把握し、 短期のMACDでそのトレンドの寿命を把握しようとしているような印象を受けました。
そして、一番の見どころは小次郎先生のエントリー、エグジットルールが公開されている点です。
実際は、自分なりに工夫して手法に取り入れることになるかと思いますが、 自分の手法に取り入れる際にも、 小次郎先生のエントリー、エグジットルールは最高のお手本になります。
小次郎先生のルールを自分に合わせて改造するのが良いと思います。 (初心者の方はそのまま使って良いかと思います)
例えば、私はローソク足の形を見て、小次郎先生のルールより早めに分割で玉を仕込み始めますが、 小次郎先生の買い仕掛けサインが出る時は大局がかなり見定まったところでサインを出してくれるので、 増し玉するタイミングを察知できて、かなり使えると思いました。
本DVDのメソッドは、汎用性があり、応用がきくメソッドで、 移動平均線大循環分析シリーズを見てきた初心者の人にも 移動平均を極めたい中級・上級の人にも幅広くオススメです。
商事そろす
ご職業:不動産賃貸業
投資歴:個別株6年
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