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講師は「DVD 日経225オプションとシステムトレード 騰落率移動平均線を使ったサヤ取り」の津島朋憲さんです。そのDVDを視聴したとき、冒頭でこのDVDが紹介されていて、オプションにも応用可能ということらしいので興味を持ちました。
オプションでは方向性を読まなくてもいいと言う意見もあろうかと思いますが、リーマンショックや震災などの暴落を経験すると、やはりある程度の方向性も見なければ危険とだと思うようになってからトレンド計測法(環境認識)に興味を持つようになりました。
このDVDにおけるトレンド計測法はラリー・ウィリアムズのマーケットストラクチャー・トレンド・リバーサルを基本にしています。それに加え、講師なりの独自なアレンジで6次パラメータによるインデックス化を図っています。そのことが、検証時の条件の切り分けに役立っています。
著書によるとラリーはトレンドの転換をシグナルで使っていそうですが、講師自身は「(シグナルよりも)トレンドを判断する事やシグナルの前提となるフィルター(セットアップ)の方に焦点(感心)がある」と言っています。
ただ、このDVDはフィルターとしての有効性を知るためにトレンド転換時と継続時などをシグナルとして見立て、価格動向を検証しています。この検証結果が、このDVDの価値なんだと思います。検証結果について特に興味深かったのは、全般的にFXの方が良かったこと、プルバックの有効性、やはりオプションへの利用法でしょうか。
こういった検証結果を公表して貰えるのは、本当に有難いことです。特に、検証が難しいチャートパターンの場合はそうです。それに、検証結果の講師による考察もいいですが、眺めてああでもないこうでもないと自分自身で考えてみることがいいです。
考えることによってトレーダーとしての成長が図られるのですから。
採鉱技師
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