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◆メイク・マネー!
末永 徹 文藝春秋 四六判 285頁 1,762円
感想
ソロモン・ブラザーズ社での経験と内情を綴った
日本版『ライアーズ・ポーカー』。
両書を比較して、考え方の違いや共通点について
注目すると面白かったです。
個人的には、おカネに対しての気持ちや、
トレーダーに抱く感情が、似ているような気がしました。
著者が勤務した1987年から96年末は、
一大トレーダー王国を築いたソロモンが、
官僚的な支配体制に侵され、衰退していった時期のようです。
その過程が、非常に読みやすい文章で記されています。
株式先物・オプションのトレーダーとして活躍した著者が、
どのようにマーケットの歪みをついたかにも、
易しい言葉で著されていて、抵抗なく読めます。
(紹介者 T.S)
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